住宅ローンの保証料・事務手数料はどちらが得か——定額型と定率型の総支払額比較

住宅ローンの保証料・事務手数料には定額型と定率型があります。総支払額の違いと、どちらを選ぶべきかの判断基準を解説します。

住宅ローンには金利以外にも「初期費用」がある

住宅ローンを比較するとき、多くの人は金利ばかりに注目しがちですが、保証料・事務手数料の違いによって総支払額が数十万円変わることがあります。特に「定額型」と「定率型」のどちらを選ぶかは、借入期間や繰り上げ返済の予定によって有利不利が変わる重要なポイントです。

定額型と定率型の違い

  • 定額型(事務手数料型):融資額に関わらず「3万円〜5万円程度」の定額を支払う代わりに、金利がやや高めに設定されるケースが多い方式です。
  • 定率型(保証料型):融資額の2%前後をまとめて支払う(または金利に上乗せする)代わりに、基準金利が低く設定される方式です。

どちらが得かは「完済までの期間」で決まる

定率型は借入時に一括で数十万〜百万円単位の費用がかかりますが、金利が低く抑えられるため、35年など長期間借りる場合はトータルで有利になりやすい傾向があります。逆に、数年以内の繰り上げ返済や住み替えを予定している場合は、初期費用の安い定額型のほうが総支払額を抑えられることが多くなります。

比較するときに確認すべき3点

  • ①保証料・手数料の金額:見積もりで「定額型」「定率型」それぞれの実額を必ず確認する
  • ②適用金利の差:手数料タイプによって基準金利が変わるケースがあるため、金利だけでなく総支払額で比較する
  • ③繰り上げ返済時の扱い:定率型は保証料の一部が返還される場合がある一方、定額型は返還がないケースが多い

まとめ

保証料・事務手数料の違いは、金利差以上に総支払額へ影響することがあります。借り換えや新規借入の際は、金利だけでなく「初期費用+金利」を通算した総支払額でシミュレーションし、自分の返済計画に合ったタイプを選びましょう。

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